【ハマっていること- 2019年夏】日本人の口に絶対に合う!チーズとバターたっぷりのジョージア料理 Oda House

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こんにちは。ハピネコ(@happyneconyc)です。

2019年夏にハマっているもののひとつ、ジョージア料理。アメリカのジョージア州ではなく、東ヨーロッパとアジアのちょうど境にある、旧ソビエト連邦の構成国だったジョージア(グルジア)の料理です。

旦那さんのあーさんが、時々ジョージア料理のスープ、ハルチョー(Kharcho)を作ってくれるのですが、それがとても美味しいので、レストランにも行ってみよう、ということでネットで検索して行ってみました。
※ロシア文化ではジョージア料理はとても人気があります

そこで見つけたのが、Oda House(オダ・ハウス)。ちなみに織田信長とはなんの関係もありません笑。

頭が爆発するかと思うくらい、全ての料理が美味しかった・・・!
それからは何度も行っています。

酪農国のジョージア料理は、チーズやバター、少しカレーにも似たスパイスをふんだんに使っており、絶対に日本人の口にも合う味!日本から来た友人を連れて行ったらハマってしまい、彼女は今ジョージアへの旅行を計画しているくらい。

日本にいた時は聞いたことがなかったので、日本にもジョージアン・レストランがあるのかな?と思って調べましたが、ロシアン・レストランのメニューの一部になっていることはあるようです。

ニューヨークに観光にくる人、ニューヨークに住んでいる日本の方に、ぜひ体験してもらいたいレストランです。

Oda House オダハウスについて

Oda Houseのメイン・シェフ、マイアさんの経歴は少し変わっています。

ジョージア人のマイアさんは、ジョージアで美容整形外科医としてのキャリアを詰み、2007年に渡米。その後アメリカで料理を学び、ニューヨークのロシアン・レストラン、Mari Vannaでエクスクルーシブ・シェフを務め、独立してOda Houseを立ち上げました。

2019年の春、2店舗目がニューヨークのアッパー・イーストにオープンしています。

Oda Houseで絶対オーダーすべきメニュー

Khachapuri の Adjaruri  カチャプリのアジャルリ

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はい?という感じかもしれません。Khachapuri カチャプリというのは、ジョージア風のチーズピザのこと。その中の種類のひとつが、Adjaruri アジャルリです。

ジョージアン・ブレッドで作られたボートの中に、自家製のSulgni スルグニと呼ばれる少し酸味があって塩気のあるチーズと卵、バターが入っていて、これをスタッフさんが目の前でミックスしてくれます。

酪農国ならではの最高の組みわせ。粘り気があってシンプルなパンと、塩気のあるチーズ、バターのコクのミックスが、言葉にできないくらい美味しい!(というか語彙力が・・・)

チーズのピザというとイタリアのクアトロ・ピザを連想しますが、あの感じとは全然違いますね。クアトロも美味しいですが、Adjaruri アジャルリは素朴なのに、濃厚で印象に残る味。ジョージアの方はこれを日常に食べられるのかと思うと、羨ましくなります。

Khachapuri の Imeruli  カチャプリのイメルリ

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こちらもチーズピザの Khachapuri カチャプリ の種類、Imeruri イメルリ。 上のAdjaruri アジャルリ とは違って、ピザ生地の中に溶けた Sulgni スルグニ・チーズが入っています。

生地も少し違っていて、 Adjaruri アジャルリ にはイーストが入っていましたが、Imeruri イメルリにはヨーグルトが練り込まれています。

Adjaruri アジャルリ よりも塩気が強く、さらに濃厚な味です。味が濃いので、これを食べるとかなり満腹感があります。

Kharcho  ハルチョー(スープ)

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ダイスに刻まれた野菜とビーフ、お米、ジョージアン・スパイス が入ったスープ。 ジョージアン・ブレッドと一緒にいただきます。

このスパイスが絶品!スパイスといっても辛いわけではなく、いろいろなハーブや香辛料をミックスさせた、とっても風味豊かな味。

ジョージアでは定番のスープだそうです。日本の味噌汁的なポジションでしょうか。

Khinkali  ヒンカリ(ジョージア風餃子)

Khinkali ヒンカリの中の具はいろいろあって、ビーフ、ポーク、ラム、サーモン、チキン、ヴィーガンならポテト、マッシュルーム、など、たくさんの種類がメニューにありますが、私のおススメはポーク。ヒンカリの中に肉汁がたくさん詰まっています。

中国の小籠包の大きいバージョンといったルックスですが、食べるときは、ナイフやフォークを使わずに、頭のツンとなった部分を手でつまんで食べます。その頭の部分はちょっと硬いので、残すのが通常だそうです。

お好みでサワークリームをつけて食べると、アクセントになってさらにおいしいですよ。

お酒を飲める人は:ジョージアン・ワインの Kindzmaurli キンズマウリ(セミ・スイート)

実はジョージアはワイン発祥の地で、フランスやイタリアよりも古いそうです。大きな壺を地中に入れて発酵させるグヴェヴリ製法で作られています。

私はお酒が飲めないのですが、お酒に強い旦那さんのオススメはこちらのキンズマウリ。一口だけ飲みましたが、びっくりするほどフルーティー!ドライが好きな人には物足りないかもしれませんが、普段ワインが苦手な友人でもこれは飲みやすいと言っていました。

Oda House の場所

Oda Houseはニューヨークのマンハッタンに2店舗あります。

Oda House : East Village
76 Avenue B, New York, NY 10009

Oda House : Upper East side
406 E 73rd St, New York, NY 10021

Oda House Web Site
https://odahouse.com/

まとめ

日本ではあまり聞かないジョージア料理ですが、材料などを細かく見たときに、日本に全くなじみのない材料は実は無く、日本人は絶対に好きな味だと思います。日本でなぜジョージア料理がブームになったりしないのかが、不思議なくらい。

ニューヨークに来られる方は、ぜひ一度体験してもらいたい料理です。

ジョージアン・スパイスが日本の楽天などでも販売されていたので、一回本物を体験した後に自分で作ってみるのもいいかもしれませんね。

▼ ジョージア風ミックススパイス / フネリ・スメリ
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