読んだらニューヨークに行きたくなる!5つの本

こんにちは。ハピネコ(@happyneconyc)です。

日本いた時に、まだニューヨーク行きが確実でなかった間は、悶々としながらニューヨークを舞台にした小説やドラマ、映画を見て、いつも頭にニューヨークをイメージしていました。夢の中でもニューヨークに住んでいるくらいでした笑。

今ではそんな時を懐かしく、そしてあの時必死でニューヨークを諦めなくてよかった!と感じています。

ニューヨークが舞台になっている本は多いですが、その中でも私が印象に残った5冊の本をご紹介します。順番はランク順ではなく、順不同です。

ストーリーの一部の舞台がニューヨーク、という本もありますが、ストーリーの中でニューヨークが大事な役割をしています。

ニューヨークのとけない魔法 – 岡田 光世

話しかけられやすい、話しかけやすい街、ニューヨーク

累計40万部の人気シリーズ「ニューヨークの魔法」の第1弾。全6章、各章に2ページくらいづつの短いエッセイが20ほどなので、とても読みやすい本です。

ニューヨーク在住の著者が日々の暮らしで出会う人との何気ない会話やそこから始まる素敵なストーリーが散りばめられており、大都会でありながら人の温かさを感じられるエッセイです。

東京で暮らしていた時には知らない人と話すこと自体がなかったので、この本を読んでニューヨークに住みたい!と強く思うようになりました。

実際に住んでみると、ホントによくみんな話しかけてくる!

楽園のカンヴァス – 原田 マハ

1つの絵画をめぐるアートサスペンス。3つの都市パリ、ジュネーブ、そしてニューヨークが舞台

実際にニューヨーク近代美術館(MOMA)に勤務経験のある原田マハによる、フランスの画家、アンリ・ルソーの「夢」を題材にしたアートサスペンス。「夢」に酷似した絵をめぐって、その真贋を判定したものに絵を譲る、というストーリー。

小説自体はフィクションですが、ルソーの人物像や時代背景は事実に基づいており、1900年代初めのアートシーンを感じながら読むことができます。

そしてアンリ・ルソーの「夢」は現在、ニューヨークのMOMAが所有しています。この本を読んでからその絵を前にすると、なんだかこの絵の全てを知っているような、他の絵とは全く違う不思議な親近感が湧いてきます。

MOMAに行く前にこの本を読んでみるのがオススメです!

場所はいつも旅先だった – 松浦 弥太郎

場所を定めずに感性のまま、旅をしながら自由に暮らし、人との出会いを楽しむ。

海外に行きたいのに行けなくて、うずうずしていた時に読んだ松浦弥太郎さんのエッセイ本がこちら。エッセイ本なのにおしゃれなドラマのような体験が書かれていてドキドキしました。

18歳から日本を出て、アメリカやヨーロッパと日本を行ったり来たりしていた著者。アメリカではサンフランシスコやニューヨークに滞在しており、そこで出会う人とのコミュニケーション、食べ物やコーヒーショップなど、暮らしのすべてが何にも縛られずに自由で、そんな生き方にとても憧れました。

ニューヨークでは有名なストランド書店のオーナーとのエピソードや、当時日本で高く売れた古着を買い漁った話など、なかなか普通では体験できないエピソードを楽しく読めました。

暗幕のゲルニカ – 原田 マハ

反戦を芸術で力強く表現したピカソ。スペイン、第1次対戦前夜のパリと現代のニューヨークが舞台。

「芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ。」というピカソの言葉から始まります。

ピカソがスペイン内戦によるゲルニカ襲撃に抵抗する意味で「ゲルニカ」を描くところから、2001年の同時多発テロを受けたニューヨーク、そして2003年のイラク攻撃まで。「ゲルニカ」がこれらの戦争に対して時代や国を超えて交錯し、人々の心に大きな影響を与えていく様を描くアート小説です。

主人公はニューヨークのMOMAでキュレーターをする日本人女性。「楽園のカンヴァス」での登場人物もこの小説で再登場します。

現在、ピカソの指示によって作られたゲルニカのタペストリーがニューヨークの国連本部に飾られています。まだ見に行ったことがないので、近々行く計画を立てようと思っています!

写真集 / New York: Then and Now

歴史的建築と近代的モダンが共存して個性をつくる街、ニューヨーク

ニューヨークの様々な場所が、昔の様子と現在の様子を見開きでみることができます。場所によっては100年ほど昔の写真も。

ワールド・トレード・センターやフラット・アイロン・ビルディング、タイムズ・スクエアなど、観光スポットとしても人気の場所が掲載されています。

ニューヨークは大都会ではありますが、特にダウンタウンの方はかなり古いビルも残っているので、ウォールストリートあたりなどは思ったよりも変わってない!という印象でした。

この写真集はニューヨークに住む前、旅行で来た時に買いました。いつもこの本を枕元に置いて毎日寝る前に見て、早く住みたい!と思ってました。

まとめ

ほとんど日本人作者だけの紹介になってしまった・・・!

今後もオススメ本があったらアップデートしていきます。逆にオススメがあったらツイッターなどで教えてください!