こんにちは。ハピネコ(@happyneconyc)です。
7年ほど出ていなかったひどいアトピー症状が突然出て困っていた時に聞いた、アトピー原因を突き止める食事法の「エリミネーション・ダイエット」。
実際にはアトピーだけで無く、体のあらゆる不調の原因を探ることができる食事法です。それを終えて3ヶ月経った現在(2019年4月)では、かゆくてかゆくて辛かったあの苦しみがうそだったのかのように感じられるほど、アトピーが改善しています。
エリミネーション・ダイエットの詳細については▼こちらの記事で書きました。
私と同じように、
- アトピーの悪化と改善を何回も繰り返している
- いろいろな治療を試してきたけど、いまいち効果がわからない
といった経験をしている方には、一度お試ししててみることをオススメします。
この記事では、
- どんな状態から始めたのか
- どんなプロダクトを使ってアトピー改善に導いたのか
- どうやって進めていったのか、何が大変なのか
- 結果は?その後のアトピーの状態は?
を中心にお伝えします。最後には試してみよう!と思えるようになるとうれしいです。
その後にはアトピーの辛さから解放された日々が待っています!
Contents
エリミネーション・ダイエットを始める前のアトピーの状態
2011年にひどいアトピー状態から脱ステロイド※をし、1年くらいかけてアトピーには見えなくなるまで体質改善をしましたが、2018年の春から両手のかゆみがひどくなり、肌が荒れて硬くなるので指を伸ばすと切れてしまい、つねに指が曲がっている状態になってしまいました。
しばらくは両手だけでしたが、2018年の秋に鎖骨のあたりに赤いポツポツが少し出たのをきっかけに、鎖骨から首、両腕、顔、右耳のかゆみが強くなり、一気にアトピー症状が出始めました。
肌の荒れ方は箇所によって異なり、両腕と鎖骨あたりは赤いブツブツ、顔は赤くないブツブツからひび割れのように変化し、黄色い滲出液がでました。右耳も滲出液で固まってしまうという状態。
こういうのは写真をお見せした方がわかりやすいですが、ビジュアルで見るとメンタルに影響して余計にかゆくなる、という経験を私がしているので、あえてテキストだけで書いています。
※脱ステロイドは、当時ステロイドに頼りきっていたので、強いステロイドが効かなくなるまでになってしまったための荒治療でした。使わないに越したことは無いのですが、ひどい時には使って治ったらやめる、というのが今は最適だと思っています。
エリミネーション・ダイエットの下準備
理想的な結果が得られるように、始める前にいくつか準備(心の準備も含め)をしました。
- 家族や周りの理解と協力を得る
- 服やインナーをコットン100%のものに替える & 洗剤を替える
- エリミネーションノートを作る
- 心の準備:急にアトピーが治るわけではない
上記のことを事前に準備しておくと、スムーズにすすめられるのでエリミネーション・ダイエットに集中することができました。
ではひとつづつ詳細を説明します。
その1でも書いたように、エリミネーション・ダイエット期間中には避けるべき食べものがたくさんあります。
そのため、私は一緒に暮らす旦那さんにはいろいろ心配かけてしまうし、ご飯を別にした方がいいかもしれないし・・・ということで、これを試して見ようと思うと伝えたところ、大賛成してくれました。
ロシア人の旦那さんはその頃、ロシア正教の大斎期(たいさいき)で、ロシア正教のクリスマス(1月7日)が明けるまで乳製品や肉、アルコールを飲食せずに過ごす、というタイミングだったので、ちょうどいいかもね、ということになりました。
友人や知り合いにもエリミネーション・ダイエット中と事前に伝えておくと、こんな時に食べられる物や日用品についてなどを教えてくれたり、コーヒーじゃなくてハーブティーを淹れてくれたり、話を聞いてくれるので安心できる、などメンタル面のケアも含むたくさんのメリットがあります。
寒い時期にはずっとユニクロのヒートテックをインナーとして着ていましたが(ヒートテックはNYでも大人気)、化学繊維で作られているため、アトピーがひどくなった肌には刺激が強く、さらに痒くなってしまい、ものすごく不向きでした。
コットン100%であれば、肌にも優しく刺激もないため、インナーやパジャマを替えることにしました。ちょうどZOZO TOWNがコットン100%のインナーを発売した時でしたが、海外発送はやっておらず。
でもアメリカのOLD NAVYでコットン100%のロングTシャツやレギンスを発見!当時1枚$6というありがたい安さで10枚以上買いました。ユニクロのヒートテックのように体に密着しないのはちょっとアレですが、肌のことを考えてよしとしました。
私が使ったのはこちら。
▶︎食器用洗剤:Seventh Generation Dish Liquid Soap Free & Clear
▶︎洗濯用洗剤:Seventh Generation Concentrated Laundry Detergent, Free & Clear unscented
毎日、肌の様子や何を食べたのかを記録するためのノートを準備します。
私が書いた内容としてはこのような感じ。
- 日付
- アトピーがひどい箇所(または不調を感じる箇所など)
- 食事の内容
- 摂取したサプリ
- その他気づいたこと
下の画像は私が作ったノートです。MacのNumbers(エクセルとほぼ同じ)で作りました。パソコンを使わなくても、普通のノートに記入してももちろんOKだと思います。
私はこのノートをエリミネーション・ダイエットを始めた日から、第2フェーズが終わるまで続けました。
普段から朝ごはんは食べずに、お昼と夜ご飯を食べていますが、この時期はお昼にりんごだけ食べていたので、それはあえて記録していません。
記録を残しておくことで、どの食べ物を食べた後にどんな症状が出たのかを明確にし、今後の食生活に役立てることで、辛いアトピー症状から抜け出せるきっかけになります。
エリミネーション・ダイエットを始めたからと言って、毎日のかゆみが無くなったり、肌コンディションが急激に良くなったりすることはありません。
私はなんとか早くきれいな肌に戻したくて、精神的にすごく焦ってしまいました。アトピー原因になりそうなものを避けているのにまだかゆみが強い・・・これは意味がないんじゃないか、なども考えましたが、焦りは禁物。
肌の細胞はそんなにすぐに入れ替わりません。通常は28日周期で入れ替わっていると言われています。
焦って他の治療法などを調べたり、いつもそのことばかり考えていたら、余計にかゆくなりました。精神的なストレスがアトピーには一番良くないです。
エリミネーション・ダイエット:第1フェーズ・排除期
私は排除期にあたる第1フェーズを3週間行いました。この期間の夕食は外食を一切せずに、すべて自炊で頑張りました。
その1で紹介したように、この期間には食べられるものを数えた方が早いくらい食べられないものが多いです。でもこれだけ制限があると、献立を決めるのが楽だったり、新たなレシピにチャレンジできて意外に楽しめました。
サーモンの味噌漬け
じつはこれはロシア人の旦那さんが毎回作ってくれました。サーモンだけじゃなくて、タラ(Black Cod)でも作ってくれました。
きのこそば
単純にしいたけやえのき、しめじをたっぷり入れてお蕎麦をつくりました。
パリパリ皮の魚とハーブのソース
こちらではさまざまな種類のハーブが日本と比べると比較的安いので、魚と合わせてつくりました。すごく美味しくできるレシピなので、エリミネーション・ダイエットが終わってからもかなりリピートして作ってます。
▶︎Crispy-Skinned Fish with Herb Sauce | bon appetite!
一番肌に変化があったのはこの第1フェーズで、初めの2週間は顔の右半分が真っ赤でした。しかも少し腫れている状態。なのでいつもアイスパックで冷やしていました。
右耳は全体的に滲出液が出ていましたが、第1フェーズが終わるクリスマス頃にはそれも出なくなり、ただ皮膚が荒れている状態になりました。
同じく口の右サイドからアゴにかけてすこしだけ滲出液が出ていましたが、それは皮膚のひび割れに変わり、毎日剥がれ落ちてはまたひび割れをくりかえしていました。
まぶた周辺の皮膚が薄いところは赤くなって腫れが続いている状態で、それは第2フェーズが終わるまで続きました。
ただ両手だけはこの期間中もずっとかゆみが強く、掻いては傷になり、少し治ってはまたかゆくなる、の繰り返しでした。
保湿クリーム
アトピー肌は乾燥するとかゆみが激しくなるので、保湿はすごく大事です。体はシャワーを浴びた後直後と寝る前にしっかりと。手や腕は1日10回は塗っていたと思います。
私が使っていたのは下記の2点。両方とも体や顔など全身に使えます。
かなりの量があるので、1日10回×毎日使っても2ヶ月くらい持ちます。これの前にオーガニックだけれどエクストラ・ヴァージンではないココナッツオイルを使っていましたが、これに変えたあとに急激に肌が改善していきました。
香りはまさにココナッツ。でもココナッツの香りのシャンプーなどのように合成された香りではなく心地よい香りです。肌への吸収が早く、べたつきません。
いままでアトピーに効果が高いと言われるオイル($90!)や、マルラ・オイル(30ml / $10)を使ったりしましたが、塗って無いよりはいいかな、という程度で効果はいまいち。
ココナッツオイルはこの量で$14、しかも効果が高かったので本当に感謝しています。
▼日本で販売しているココナッツオイルで近いものはこちら
▶︎THE WORLD’S ONLY Ozonated CBD Topical Skin Issue Resolver (CBDスキンクリーム)
CBDとは、カンナビス(マリファナ)から抽出したオイルのこと。ニューヨークでもまだマリファナは違法ですが、このCBDオイルはハイになったり幻覚を見る違法成分であるTHCという成分が含まれていないため、合法的に購入できる保湿クリームです。
CBDオイルには炎症を抑える効果があるので、かゆみがひどい時やひどい箇所に効果てきめんです。しかもこのクリームは傷の修復に効果の高いココナッツ・オイルとのありがたい組み合わせで、本当に助かりました。
なんとアンチエイジング効果もあるので、シワなどを軽減させてくれたりもします。
CBDについては下記の記事でオススメアイテムを紹介しています。
サプリメント
私ももれなくそうなのですが、アトピーの人は腸が弱いことが多いですよね。腸内の壁のバリア機能が弱いため、そこからアレルゲンが体内に入り、血液に乗って体中を駆け巡るため、かゆみとなって現れるといわれています。
そのため、まずは腸内環境を整えてバリア機能を強めるところから始めないと根本的な解決にならないので、整腸効果のあるこのサプリを飲んでいました。
10月に日本に帰った時にまとめ買いをしておいて、それから毎日1袋づつ飲み続けすでに半年以上経ちます。
以前別の整腸サプリを飲んでいましたが、飲み始めてから便秘になってしまいました。陽転反応かな〜なんて思っていましたが、ビフィズス菌の型が自分の腸と合わないと全く逆の反応になってしまうとのこと。
でもこのメイトー・ビフィズス菌LKM512を飲んでからはそんなこともなく、いつも辛いものを食べたあとはお腹を壊していましたが、それも無くなりました。
アトピーがひどくなって1ヶ月後という早い時点で回復に向かったのは、このサプリをすでに数ヶ月継続して飲んでいたため、腸内環境が整ってきてバリアができていたからだと思います。
エリミネーション・ダイエット:第2フェーズ・再摂取期
待ちに待った再摂取ができる第2フェーズです。でもアトピーの原因になりそうなものを食べた後にはかゆみに襲われるはずなので、すこしドキドキしながらになりました。
排除してきた食べ物をグループごとにひとつづつ再摂取していきます。
グループが同じでもまとめて再摂取して、その後に反応が出た場合に、どの食べ物に原因があるのか確定することが難しいからです。
例えば、チキンライスの半熟オムライスを食べて体に激しいかゆみなどの反応があった場合、同じ肉類グループの鶏肉と卵ですが、原因が鶏肉なのか卵なのかが判定できません。
第2フェーズを始めて新年になると、顔や腕、首、鎖骨は少し赤みや荒れの跡(茶色い)があるものの、ピーク時の酷さがうそのように思えるほど改善しました。見た目にはアトピーとはわからないまでになりました。
それでも顔は朝起きるとまだ乾燥が強く、保湿が欠かせませんでした。目の周りもまだ少し赤みがある感じでしたが全くかゆくはありませんでした。
ただ両手は第2フェーズが終わる頃でもまだまだかゆみも荒れもひどく、かいては痛くなり、治り始めてかゆくなる、を繰り返していました。
エリミネーション・ダイエット:結論・何がアトピー悪化の原因なのか(私の場合)
第2フェーズを進めながらついにわかったのが、アトピー悪化の原因となる食べ物とその量。下記は私の場合ですので、もちろん人によって異なります。
もっと肉やチーズなどの動物系にアレルギー反応が出るかと思っていましたが、結果は異なっていました。
- 食品添加物が多く含まれている食べ物
- 3つ以上の生卵または半熟の卵
- 3日以上連続して食べるケーキなどのデザート
- 辛い食べ物
日本にいた時にコンビニのお弁当や冷凍うどんばかり食べていてアトピーが大悪化したしたことがあります。それから加工食品やインスタント食品、スナック菓子などを避けていましたが、エリミネーション・ダイエットを始めて4日目くらいにおでんを食べた後、翌日にかなり強いかゆみがありました。
第2フェーズでもう一度おでんを食べてみましたが、やはり同じ。これははんぺんやちくわなどの練り物に含まれている添加物(保存料)が原因だと思います。
おでんのつゆかな?とも思いましたが、おなじようなつゆでつくるお蕎麦のときは全くかゆくならず(いつも市販のめんつゆは使わずに、しょうゆやみりんで作ります)。なので練り物の添加物と断定しました。
ニューヨークでは限られた練り物しか買えないので、添加物が少なめの練り物の選択肢が無い、ということもあります。日本ではもっと体にいいものを選ぶこともできるんじゃないでしょうか。
添加物を完全に避けることは現代では難しいので、なるべく含まれていないものを選ぶためにラベルをこまめにチェックしたり、食べる量を減らしたりしようと思います。
卵1個で作った半熟目玉焼きを食べても一切変化無しでしたが、卵3個で作った半熟オムライスを食べた後、翌日の朝に両手、両腕がとてもかゆくなりました。
卵に関しては今まで一切気にしたことがなかったので、驚きました。ちなみにしっかり茹でたゆで卵は大丈夫だったので、半熟であることに問題がありました。
アメリカに来てから卵かけご飯を食べていませんが、たぶんこれもダメな気がする・・・。次回日本に帰国したら恐る恐る試してみます。
アトピーには白砂糖が厳禁と言われているのがすごく納得です。これは甘いものにアレルギーがある、というよりは、砂糖の分子構造と酵素の働きにあるようです。
砂糖の分子構造はシンプルなので、体の酵素が傷を直す前に砂糖を分解することに一生懸命になってしまうため、アトピー肌の改善にまでは手が回らない状態になります。酵素は簡単なものから分解していくからですね。
私の場合は1日や2日連続してデザートを食べても大丈夫なのですが、3日を過ぎた時にかゆみが発生。甘いものも大好きですが、一度食べたら数日開ける、などの工夫をしながら今後も楽しみたいと思います。
個人的には辛いものが大好きなので、これはできれば認めたく無いのですが・・・。カレーを食べたり、火鍋を食べた後には必ずかゆくなってしまいました。特に手がかゆくなります。
今後一切食べない!ということでは無く、辛さのレベルや食べる量を少し減らすことでなんとかうまく付き合っていきたいと思います。
これはアトピーの原因ではなく、偏頭痛の原因のひとつにコーヒーのカフェインがありました。以前は1日3杯以上飲むときもありましたが、これを機に2日に1回のパターンに変えました。
偏頭痛にはストレスも大きく関係しているのでカフェイン排除だけが要因ではありませんが、いまでは偏頭痛も一切なくなりました。
エリミネーション・ダイエット中とても辛かったこと
この期間中、特に辛かったのが下の3つでした。眠れないこと以外はエリミネーション・ダイエット中ではなくても、アトピーがひどい時期にある方は同じ経験をしていると思います。
普段はベッドに入ったら数分で寝てしまい朝まで起きないのですが、排除期にあたる第1フェーズの時は朝4時を過ぎても全然眠れないのが本当に辛かったです。
眠れないと脳下垂体から成長ホルモンが分泌されないため、皮膚のターンオーバーがうまく進まずに、新しい肌細胞が作られていきません。なのでアトピー悪化の状態が長引いてしまう可能性が高いです。
この時期には睡眠はとても大事なので、メラトニンなどの睡眠に誘導するサプリメントを摂るべきだったな、と今では思います。
眠れなかった原因としては、かゆみが強かったこともありますが、エリミネーション・ダイエットをしていることであまり血糖値が上がらないうえ、タンパク質の摂取が少なかったのだと思います。
とにかくかゆくてかゆくて仕方がなかったです。特に首と両腕、両手でした。何か作業などに没頭している時は全くかゆくないのですが、何もしていない時は常にかゆみがある感じでした。
「かゆい」という感覚は、つまるところ神経の炎症である「痛み」と同じで、痛みを常に感じているようなもので、簡単にがまんできるものでは無いですよね。無意識に、反射的に掻いている感じです。
アトピー経験の無い方からは「掻くのをがまんすればいいじゃん」なんて簡単そうに言われますがそういうことじゃ無い。
3分掻いたらその後2日くらいひどい傷&痛みと戦う、というパターンを繰り返していました。
毎日大量に皮が剥けます。家じゅうに剥がれた皮が落ちまくるので、掃除機を常にかけていました。
でも皮が剥がれるというのは、下から新しい皮膚が作られてきている証拠なので少し変ですが嬉しくもあり。
辛かったことも多いですが、決して諦めず絶対に治ってやるんだ!という強い気持ちを忘れずにいることがとても大事です。とにかくメンタルが弱っていると本当になおりません。
治らないかも・・・と落ち込んだ日もありましたが、そんな時は誰かと話すだけでかなり元気をもらえました。回復後に何をしたいか、どうなりたいかなどのイメージをビジュアルで見ることもオススメします。
私は手荒れがひどかったので、ネットのイメージ検索でハンドタレントさんの写真を探し、携帯の中にアルバム保存して時々見て、自分の手に重ねてイメージしていました。
エリミネーション・ダイエット後の変化
私がエリミネーション・ダイエットをしていたのは第1、第2フェーズ合わせて12月上旬から1月の中旬まで。その後にはやってよかったと心から思える変化がありました。
- 1ヶ月後には見た目ではわかりにくいまでのアトピー改善
- 味覚が敏感になり、避けるべき味がわかるようになった
- 2ヶ月後には1年近く続いていた手荒れが一気に改善した
第1フェーズが終わるクリスマス頃には右耳からの滲出液も出なくなり、それ以前はアゴあたりから滲出液がでている状態でしたがそれもおさまり、皮膚のひび割れも少なくなりました。
第2フェーズを始めて新年になると、顔や腕、首、鎖骨は少し赤みや荒れの跡(茶色い)があるものの、ピーク時の酷さがうそのように思えるほど改善しました。ただ両手はまだまだかゆみも荒れもひどく、とても改善しているとは言えない状態でした。
その時点でエリミネーション・ダイエットを始めて1ヶ月でした。
第1フェーズでしばらくさまざまなものを排除したため、体にとってはさまざまな味が新しい味として認知されるようで、エリミネーション・ダイエット後にあるファミリー・レストランに行った時、明らかに添加物たっぷりの味がして食べられませんでした。
逆に、野菜だけのサンドイッチでそれぞれの野菜の味をしっかり感じることができてものすごく美味しく感じたり、いままであまり意識しなかった小麦の味の違いなど、味覚が確実に敏感になりました。
味覚が敏感になったことで、食べること自体がいままで以上に楽しくなりました。
エリミネーション・ダイエットを終えてから3週間くらい後の2月上旬から本当に一気に両手のかゆみと荒れが引いていきました。これにはとてもびっくりしました。
1年近くこの手荒れに悩まされていたので、これはアトピーでは無く、主婦性湿疹という手湿疹なのか?それとも汗疱性湿疹なのか?とかなりいろいろ調べました。
実際手が荒れていて常にかゆみがあることで、生活にかなり支障があったため、自己治療を諦めてお医者さんへ行こうと思っていたところでした。
同じタイミングで保湿クリームを違うものに替えたので、その効果もあるかもしれません。
手が荒れている時は全ての指がむくんでしまっていたので、婚約指輪もつけられず、結婚したのに指輪をまだ買っていませんでした。今はやっと結婚指輪を買ったところです。
エリミネーション・ダイエット以外にやっていたこと
上の変化はエリミネーション・ダイエットによる結果だけではなく、
- サプリの継続的な摂取(腸内環境を整えるサプリ)
- 保湿クリームの使用
- アトピーが改善してきてから1回45分、週3〜4回のジム通い
との複合的な結果になっていると思います。でもエリミネーション・ダイエットで体をデトックスできていなかったら、その複合的な結果も得られなかったと思います。
これらに関しては別記事でまとめたいと思います。
まとめ
アトピーが良くなったりひどくなったりを繰り返している人は、一度エリミネーション・ダイエットを試して、原因のひとつが食べ物にあるかどうかを確かめてみることをおすすめします。
原因のひとつがわかることで、アトピー改善への光が見えてきます。この希望があるか無いかは、精神的にかなりプラスになると思います。メンタル面の安定は改善のひとつのキーワードにもなります。
私のこの体験が誰かのお役に立ってアトピー改善のお手伝いができたらとっても嬉しいです。